絆創膏にはまっています。
アオは小さいころから絆創膏がなぜかキライで、こけて擦りむいても、指吸いで指がぱっくり割れても、絶対に絆創膏を貼らせてくれませんでした。ムリに貼ってもすぐに自分で取ってしまうのです。
ところが、数日前、学童にお迎えに行った時、なんと絆創膏を貼っていて「ママ、痛いねん」と言って見せてくれました。
母は、アオが絆創膏を貼っている姿を初めて見ました!
どうやら学校でこけたらしく、親指の付け根あたりの皮がむけて、貼ってもらったらしいのです。
絆創膏をすれば痛みがましになる、ということを知ったのでしょうか。それ以来、絆創膏にはまっています(笑)
1日に何回も張り替えるので、すごい勢いで絆創膏が減っていくのですが、自分で器用に貼るので、これもいい練習かなと思って見守っています。
たかが絆創膏ですが、苦手だったものを克服!アオにとっては嬉しい成長の1つです♪
支援級と交流学級
アオは、支援級に所属しています。そして交流学級に通級しています。
※逆パターン(普通級に所属して支援級に通級するという形)は、うちの地域では不可となっています。
地域によって名称やシステムが異なるかもしれないので、それぞれのクラスの特徴を記しておきますね。
支援級とは?
小人数のクラスで特別に支援の必要な子が所属します。
知的のクラスと情緒のクラスの2クラスあって、アオは知的のクラスにいます。
1年から6年まで同じクラスです。(現在1年生はいません)
算数・国語の学習は支援級で個別指導をしてもらっています。その他に、稲刈りや芋ほりなど、特別授業も多いです。
交流学級とは?
交流学級とは、普通級のことで、体育・音楽・図工・生活などはこちらで他の2年生と一緒に学習します。
アオの場合は、音楽や図工などはサポートの先生についてもらっています。
体育はみんなと同じようにだいたいできます。
生活は、先生の話を聞いたり、自分の気持ちを書いたりする時間が長いので、アオには難しいようです。
支援級・交流学級で過ごす時間について
今は、支援級と交流学級を半々の割合で過ごします。給食も月・水・金は支援級で、火・木は交流学級で食べています。
普通級のお友達と過ごす時間もたくさんあり、バランスよく過ごさせてもらっています。アオが普通級に行った時は、温かく迎え入れてくれているようです。
アオにとって支援級は、先生に甘えたりできる自分の居場所。交流学級はお友達と楽しく遊ぶところ。どちらでの生活も楽しんでいます。
3年生からどうなるの?
3年生になると、生活の授業は理科と社会に変わります。
アオは漢字が読めないので、黒板の文字の理解が難しいため、理科と社会も支援級での学習に変わることになる、と言われています。
少しずつ支援級で過ごす時間が長くなっていくことになるのでしょうね。
母の思い
普通級の子と差がどんどん開いてきたこれが現実なんだ、と思うと将来への不安が急に湧いてくることがあります。
でも、考えても現実は変わらないし、その不安な気持ちを「あかんあかん」とかき消すようにして、アオの成長だけを見るようにしています。
支援級でじっくり教えてもらって、しっかり学習力をつけつつ、交流学級ではお友達とコミュニケーションをとって生活力をつけていってほしいと思います。
思わずクスッと笑ってしまった話。
私は沖縄のシーサーが好きで、小さなシーサーの飾りをいくつも持っています。たくさんある中からその時の気分に合わせて一対だけシーサーの飾りを選んで飾っています。
シーサーは普通、正面を向いているものです。私が飾るときも当たり前のようにそうします。
でも今朝、ふいにシーサーを見たら、お互いにチュウしていました(笑)。
これを見て、思わずクスッと笑ってしまいました。
すぐにアオがしたんだなぁとわかりました。こういうことをするのはアオしかいないので(笑)。アオに「チュウしてはるやん?」というと、ケラケラと笑っていました。
前にも、私が正面にシーサーの顔が向くように飾っていても、移動してシーサーがお互いに見つめあっているということがありました。
きっとアオにとっては、このほうが2人のシーサーが仲良しで嬉しいのでしょうね。
いろんな感性を見せてくれるアオは本当に楽しくてかわいい存在です。
朝から、ちょっとクスッと笑えて、ちょっと気持ちが温かくなった話でした。
ディズニーリゾートで障害者サポートのゲストアシスタントカードを利用させてもらいました。
年末にディズニーランド・ディズニーシーに行ってきました。
ディズニーリゾートでは、障害のある人へのサポートとして入園料の割引という形はとっていません。
そのかわりに、ゲストアシスタントカードを発行してもらえます。
ゲストアシスタンスカードは、疾病、負傷などにより体の機能が低下し(一時的な場合を含む)何らかのお手伝いを必要とされる方の、パークでの負担を軽減するためのサポートツールです。
具体的に言うと、列に長時間並ぶことが困難だという人向けに、待ち時間のあいだ、列の中ではなく別の場所で待機することができる、というものです。
アオは短時間なら大丈夫ですが、長い時間になると列で待つことが困難なので、このカードを発行してもらおうと思っていました。
それなのに!療育手帳を持って行くのを忘れたのです!
そこで、すぐに問い合わせをしました。
東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンター
0570-00-8632
営業時間:9:00~19:00(年中無休)
電話で確認したところ、療育手帳の提示は必要ないということでした。あくまで自己申告制のサポートなのですね。
電話で事前予約もできるので、問い合わせのついでに予約もさせてもらいました。
(ちなみに事前予約は1カ月前からできます)
【電話で確認されたこと】
- 来園日
- 来園予定のパーク
- 来園人数
- 列に長時間並ぶことが困難か
【ゲストアシスタントカードの受け取り】
初日はディズニーシーに行ったので、ディズニーシー内の「ゲストリレーション」で本人と同伴全員のパークチケットを提示して、カードを受け取りました。
【利用方法】
本人を連れて、アトラクションの入り口のスタッフにカードを提示します。
スタッフが「中が少し暗かったり、乗り物が揺れたりするけど、大丈夫かな?」とか「緊急時は狭い通路を通ってもらうことになるけど、大丈夫かな?」など聞いてこられるので、それに答えます。
受付時間に、その時点での待ち時間分を足した時間を、利用時間のところに記入してくれます。(その間、別の場所で待つことができます)
利用時間が来て、アトラクションに戻ったら、乗り場まで案内してもらえます。
ゲストリレーションカードに記入してもらう際のスタッフの質問で「暗くて狭い」とか「揺れる」などの言葉を聞いたとたんに怖くなって、「やっぱりやめとく」とアオが言い、アトラクションを断念しなければならないことが数回ありました。経験したことがないことを人一倍不安に感じるアオなので、このカードを使って乗れるものはかなり限定されました。
ですが、年末でとても混んでいたので、アオと長時間並ぶ必要がなかったのは本当に助かりました。
障害者に対して「金銭的サポート」ではなく、「パークで快適にすごしてもらうためのサポート」をしてくれるのが、夢の国ディズニーらしいですね。
普段会わない人と会った時に障害のことを話すべきかどうか。
年末年始、いかがお過ごしでしたでしょうか?
我が家は、年末から年始にかけて東京の兄宅へ行きました。
東京の兄は、奥さんと2人暮らしです。
2人にちゃんと会うのは3年前に同じように家族で泊めてもらった時以来です。
普段は、誕生日にメールのやりとりがあるくらいなので、お互いの生活はあまり見えていない状態です。
3年前はアオはまだ年中さんだったので、特に発達の遅れは見ていてもわからなかったと思います。
でも、今回は、2年生なのに会話がうまく成り立たないので、兄や義理姉が「???」となった場面が何度もありました。あと、わがままがひどくて、大きな声で泣くことも多々あったので、「あれ?」となったと思います。
「発達がゆっくりやねん」ということは伝えました。でもそれ以上のことは言いませんでした。
兄とは離れているだけに、日ごろのアオの姿も見えないので、支援級に行っていることや障害があるということを言うと、心配だけをかけるような気がしたからです。
でも、もしかしたら障害を理解してもらう方がよかったのかもしれないなぁ、と後で考えて思います。アオも家族もその方が堂々としていられるからです。
次に会うときには、話してみようかなぁと思います。
普段会わない人に(もちろんその関係性にもよると思いますが)、どこまでアオのことを話すか悩ましいなぁと感じた年末年始でした。
知恵熱やったんかな?
アオが昨晩に熱を出しました。38度以上の熱です。
季節的にインフルエンザを疑ったのですが、今日の昼前にはすっかり熱が下がり、病院に行くことなく元気いっぱいに戻りました。
「知恵熱やったんかな。」
高熱が出てシュッと下がった時、我が家ではそう言います。
知恵熱の本来の意味とは違うけど、「頭をたくさん使って賢くなったから熱が出たんやわ~。昨日より賢くなってるはず!」と、親の願いを勝手に込めてそう言います(笑)
でも、頭を使いすぎて熱がでることは実際はないようなので・・・
原因があるとしたら放課後デイサービスの「音楽」で興奮しすぎたことかなぁ。指名してもらったらマイクで歌を歌えるので、「はいはい!!」と手を上げて、何曲も熱唱させてもらったり、たくさんの楽器の中から好きな楽器を自分で選んで使わせてもらったり、いつも以上に最初から最後まで興奮していたとスタッフの方がおっしゃっていました。
好きなことへの積極性はすごくて、疲れに気づかずテンション高く遊んで、後でどっと疲れが出たのかもしれませんね。
とにかく元気になって良かった良かった。母は一安心です。
サンタさんがプレゼントを持ってきてくれました。
昨日はアオが待ちに待ったクリスマス・イヴ。
てれびくんという雑誌に載っているおもちゃのページを穴があくほど眺めて、欲しいものを1カ月以上前から決めていました。
「さんたさん でらっくすばんばんしゅーてぃんぐがしゃっと ください」
と、仮面ライダーエグゼイドのベルト用のおもちゃをお願いするために、一生懸命に手紙に書きました。一人では書けないので、私が1字ずつ読み上げ、それを書くという作業で15分かけて書き上げました。宿題なら嫌がってるところですが、何しろプレゼントのためですから、あきらめることなく書きました。
昨晩は、お手紙と自分の靴下(笑)を枕元に置いて、楽しみにして眠りにつきました。
夜中に私がプレゼントを置きに部屋に入ると、「ママ、サンタさんまだ?」と目を覚ましたアオ。ドキッとしながら平静を装い、「まだみたいやなぁ。寝とかないと来ないかもよ~」と言いながら、手に持っているプレゼントを見られないようにそっと隠すというハプニングもありました。
朝、もちろん早朝に目を覚ましておもちゃを見つけ、すぐに私のところへ報告に来ました。「さんたさん来たよ!」「バンバンシューティングもらったよ!」と。
言うまでもなく、今日一日はもらったおもちゃで遊び倒しました。
これまでは、「良い子じゃなかったら、サンタさん来ないよ。」と言っていたのが、今日からは「いい子じゃなかったら、プレゼントをサンタさんに返そ。」となりました。しばらくは、このフレーズ使えそうです('◇')ゞ