支援級の1時間目に毎日する大切なこと。
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アオが通う小学校の支援級では、毎日1時間目は「おはようタイム」という時間です。
何をするかというと、
1.その日の健康チェックをその日の日直さをがみんなに聞いて確認。
2.昨日学校帰ってから何をしたかみんなの前で発表。
3.その日の全員のスケジュールを確認。
4.最後にみんながやりたいことを、一つ決めてする(サッカーや鉄棒などの外遊びが多いみたいです)。
何気ない毎日のこの1時間が支援級の子たちにとってはとても大切な時間なのです。
健常児でもなかなか1時間目は勉強に気持ちが入らないもの。ましてや支援級の子たちは集中したりそれを持続させたりすることが苦手な場合が多いです。
先生によると、おはようタイムを入れることで2時間目からしっかり勉強に気持ちを向けることができて、逆に効率がいいそうです。
みんなの前での発表は、自分を表現する練習になります。アオは最初のころは「サッカーした」「ゲームした」のどちらかだったようですが、少しずつ内容にバリエーションが増えてきたみたいです。
また、アオもそうですが、見通しが立たないことや急なスケジュールの変更が苦手な場合が多いので、その日一日の予定を一緒に確認しておくと、本人が安心して過ごすことができます。
入学前におはようタイムの存在を聞いたときは、毎日1時間ずつ普通級の子と差が開くのではないか?と正直思いました。
そして、他の子からも、「支援級の子は1時間目遊びでいいなあ。」と言われたこともあります。
端から見れば、遊んでいるだけのように見えるこの時間。回り道に見えて実は近道で、実はとっても大切なんだと、今ではそう思っています。