ディズニーリゾートで障害者サポートのゲストアシスタントカードを利用させてもらいました。
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年末にディズニーランド・ディズニーシーに行ってきました。
ディズニーリゾートでは、障害のある人へのサポートとして入園料の割引という形はとっていません。
そのかわりに、ゲストアシスタントカードを発行してもらえます。
ゲストアシスタンスカードは、疾病、負傷などにより体の機能が低下し(一時的な場合を含む)何らかのお手伝いを必要とされる方の、パークでの負担を軽減するためのサポートツールです。
具体的に言うと、列に長時間並ぶことが困難だという人向けに、待ち時間のあいだ、列の中ではなく別の場所で待機することができる、というものです。
アオは短時間なら大丈夫ですが、長い時間になると列で待つことが困難なので、このカードを発行してもらおうと思っていました。
それなのに!療育手帳を持って行くのを忘れたのです!
そこで、すぐに問い合わせをしました。
東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンター
0570-00-8632
営業時間:9:00~19:00(年中無休)
電話で確認したところ、療育手帳の提示は必要ないということでした。あくまで自己申告制のサポートなのですね。
電話で事前予約もできるので、問い合わせのついでに予約もさせてもらいました。
(ちなみに事前予約は1カ月前からできます)
【電話で確認されたこと】
- 来園日
- 来園予定のパーク
- 来園人数
- 列に長時間並ぶことが困難か
【ゲストアシスタントカードの受け取り】
初日はディズニーシーに行ったので、ディズニーシー内の「ゲストリレーション」で本人と同伴全員のパークチケットを提示して、カードを受け取りました。
【利用方法】
本人を連れて、アトラクションの入り口のスタッフにカードを提示します。
スタッフが「中が少し暗かったり、乗り物が揺れたりするけど、大丈夫かな?」とか「緊急時は狭い通路を通ってもらうことになるけど、大丈夫かな?」など聞いてこられるので、それに答えます。
受付時間に、その時点での待ち時間分を足した時間を、利用時間のところに記入してくれます。(その間、別の場所で待つことができます)
利用時間が来て、アトラクションに戻ったら、乗り場まで案内してもらえます。
ゲストリレーションカードに記入してもらう際のスタッフの質問で「暗くて狭い」とか「揺れる」などの言葉を聞いたとたんに怖くなって、「やっぱりやめとく」とアオが言い、アトラクションを断念しなければならないことが数回ありました。経験したことがないことを人一倍不安に感じるアオなので、このカードを使って乗れるものはかなり限定されました。
ですが、年末でとても混んでいたので、アオと長時間並ぶ必要がなかったのは本当に助かりました。
障害者に対して「金銭的サポート」ではなく、「パークで快適にすごしてもらうためのサポート」をしてくれるのが、夢の国ディズニーらしいですね。