アオの毎日

軽度知的障害のある三男の成長を親の思いとともに綴ります♪

母、兄弟関係に悩む。


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アオには2人のお兄ちゃんがいます。

上のお兄ちゃんは中学2年生。ザ・長男といった性格で、学校では生徒会長を務め、頼りになる人と思われているらしい。家では、チョイ反抗期。でもうれしかったことや悲しかったこと全部話してくれる両親大好きな男子です。

下のお兄ちゃんは小学6年生。次男なのに要領があまりよくなく不器用。でもまじめで努力家。アオが高学年のお兄ちゃんたちからかわいがってもらえるのは、次男がいるおかげでもあります。アオが入学した時から通学班では大変な思いはいっぱいしてきたと思いますが、文句をいいながらも兄としてお世話をしてくれています。

 

以前は、アオは上のお兄ちゃんのことが大好きでとても慕うので、長男もアオをとてもかわいがってくれていました。

でも、最近状況が変わってきて、母は悩んでいます。

 

最近のアオの口癖は、「イヤ」「ムリ」とまるでイヤイヤ期が戻ってきたかのように反抗ばかりします。

特にお兄ちゃんたちには反抗します。

 

今日の出来事。

アオが新聞チラシに仮面ライダーのおもちゃが載っているのをみつけて、「サンタさんにお願いしよう」と言ってチラシを見ていました。

それを見て

長男「どれ?みせて?」

アオ「イヤ~あっち行って~」

長男「じゃ、次見せてや」

アオ「ムリ~」

長男「じゃ、一緒に見よう」

アオ「イヤやし~」

 

ついにお兄ちゃんが怒りました。何をどう言っても自分の言うことを聞かないアオに腹をたて、汚い言葉で罵倒をあびせます。

そしてアオはこれ以上ないくらいの大きな声で泣きわめきます。

こういうことが最近よくあるのです。

 

私がいつも、「アオは発達がゆっくりやから、話も丁寧にやさしくしてやってね」と長男にはお願いしています。でも、丁寧にやさしくしても「反抗」という形で返してくるアオが許せないのです。

中学生と言えばまだまだ子供で自己中心的です。腹が立てば「アオのため」を思って冷静に発言したり、行動するということができません。

 

アオのイヤイヤがなくなれば解決するのかな?

長男がもう少し大人になれば解決するのかな?

 

時間薬ならいいなぁと願いつつ、やはり障害のある子とその兄弟との関係は難しいものがあるなぁと思う今日この頃です。