ひいばあちゃんのお見送りをしました。
今日、アオのひいばあちゃんのお葬式でした。
93歳のひいばあちゃんは、10年以上寝たきりだったのでアオはひいばあちゃんの寝ている姿しか見たことがありません。
それでも、ひいばあちゃんのお見送りの時、棺桶に花を飾りながらみんなが悲しんで泣いている姿を見て、「人が死ぬ」ということがわかったのか、声を上げて泣き始めました。
夜、布団の中に入った時も、「ひいばあちゃん、死んだなぁ。天国行かはったなぁ。」としみじみと言っていました。
人の死を見るのは、アオにとって生まれて初めてのことでしたが、ちゃんとその意味をわかっているのが何だか不思議な感じがしました。
お葬式では、お坊さんがお経を読み上げる30分の間も、1度トイレに立った以外は、おりこうさんに座っていることができました。だんだんと、その場に適した行動がとれるようになってきました。
支援学級の通知表。
今日は終業式ということで、通知表をもらってきました。
支援学級の通知表は、1、2、3などで優劣をつける評価は一切ありません。
周りの子と比較をするのではなく、その子の伸びにスポットをあてる通知表になっています。
学習の記録として教科ごとに、授業での様子やできるようになったことを文章で書いてあります。一学期間でこんなにも色々できるようになったんだなぁと感慨深い気持ちになります。
行動の記録は、生活面で、できているものに〇がついています。
例として
・話をしっかり聞き、集中して学習する 〇
・給食を好き嫌いなくなんでも食べる 〇
・友達と仲良く助け合う 〇
などがあります。
そして、たった一つ1年の1学期から〇が一度もついたことがない項目がコレです。
・物を大切にし、身の回りの整理整とんをする
鉛筆や消しゴムがなくなることは日常茶飯事で、リュックの中でプリントがぐちゃぐちゃだったり、ものを大切に扱うことができないので、〇がつかないのは当然です。
注意しても変わる様子はないので、これからもアオにとっては大きな課題だなぁと思います。
所見の欄には、
「毎日元気に登校し、学習や活動に楽しく取り組むことができました。」
とありました。
私は、これが何よりも大事なことだと思っていて、これからもアオにそうあってほしいなぁと望んでいることです。
楽しんで取り組めれば必ずできることは増えて、伸びていってくれるからです。
3学期もこの調子でガンバレ(^_-)-☆
療育手帳の2度目の交付が認定されました。
学校で教えてくれるのは勉強だけじゃないな、と改めて感じたこと。
小学校の図工の授業で、カッターナイフを使って作品を作り、昨日その残りの材料を学校から持って帰ってきました。
さっそく「これちょうだい」と言ってカッターで切るジェスチャーをして、カッターを私に要求。
カッターなんて使えるの⁈と冷や冷やしながら使うのを見ていました。予想に反して、とても上手く使いこなしててビックリ!危なさを知らないからか、とても大胆に次々と切っていくのです。
家では、カッターナイフなんて危なくて使わせられない!と思ってしまいますが、学校だと2年生から使い方を学ぶのですね。
学校は算数や国語を勉強するだけの場所ではなく、生きるために必要な様々な経験を積ませてくれるところだなあ、とその大切さを改めて感じた出来事でした!
サッカーチームの守護神になれるのか?!
昨日、所属しているサッカー少年団の練習試合がありました。
アオはいつも試合中、ボールを追いかけたり追いかけなかったり、超マイペースにやっています。
そんなアオが、初めてキーパーをさせてもらいました。
キーパーグローブを手につけてもらい、ゴールの前で両手を広げて守る姿はとってもカッコ良かったです(^^♪
ボールがあたると泣いてしまうし、勢いのあるボールは怖がってよけるので、普通はキーパーとしてはありません。でも、「アオがやりたがったことが大事」ということでコーチはずっとアオにキーパーの役割を与えてくれました。
キーパーのアオにボールが飛んだら点がはいってしまう!とみんな思うので、フィールドのチームメートのディフェンス力が倍増!チームみんなもいつもより頑張るという、予想外のいい効果もあり、チームに間接的に貢献した⁉アオでした。
ゴールの後ろには高学年の子や保護者達が集まり、アオに声援を送ってくれたり、正しいポジションを支持してくれたりもしました。
前半が終わった時点でアオが「おしっこ!」と言ってトイレに走っていきました。そしてすぐに全速力で走って戻ってきました。急いでもどってくるなんて、今までのアオならあり得ないことです。本人もキーパーを相当気に入ったようです。
このチームのみんなのあたたかさを感じた一日でした。心から感謝します。
そして、このままキーパーという居場所がもしもできたなら、もしかして卒団までいることができるかもしれないなぁとほのかな期待を持った母です。
ママの変化に一番に気づいたのは誰?
うちの家族は私と旦那様と息子3人。そう、男ばかりです。
基本的に鈍感な旦那様は、私が新しい服を着ようと、髪の毛を切ろうと、あまり気づいてくれません。私に無関心なわけじゃあなく、あんまり何も考えていないタイプなのです(^-^;
今日、美容院でパーマをあててくる、と言って出かけたにもかかわらず、私の変化についてノーコメント。まぁ、いつもそうなので慣れっこです。
そんな私の変化に一番に気づいたのは・・・アオでした。
「ママ、変わってる!」と言ってくれました。
「気づいた?かわいい??」と聞くと、
「うん!」と言って髪の毛を触るアオ。
我が家で私の変化に一番気づいてくれるのは、旦那様でもなくお兄ちゃん達でもなく、アオです。
実はいちばん女心がわかるの男子なのかもしれません(^^♪
いつでもママの心配をしてくれます。
昨日、私が縫物をしていた時のこと。
自分の指を針で刺してしまいました。
「イタッ!」っと言うと、アオが「どしたん」とこちらを気にしてくれました。
「針で指さしてしまって血がでてきたわ」と言うと、「見せて」と私の指から血が少し出ているのを見ました。
そうすると、アオの顔が泣き顔に変わり、「ママ大丈夫??」と聞いてくれました。
それからすかさず、私が持っていた針に向かって、泣きそうになりながら
「バカ、ブタ、クズ!!」と、
アオの知る限りの悪い言葉を並べて怒っていました。そう、針に向かってです(笑)
「もう大丈夫やで。」と言って血の止まった私の指をみて、安心して抱きついてきました。
こんなふうに、私が辛い目や痛い目にあってしまった時には、全身で同情してそして心配してくれる心優しいアオなのです。